今年も行ってきました>サウスパドレアイランド。
ここでフライフィッシングをした日本人が過去に居るのか分かりませんが(多分居ない?)、ここは想像以上のパラダイスでした。
なかなか言葉では言い表すことができませんが、その片鱗を紹介しておきたいと思います。
サウスパドレはテキサス最南端、メキシコとの国境近くに位置し、ダラスからは車で9時間と少々。サンタフェに行くのと同じくらいの時間ですね。
テキサスで一番長い橋を渡った先がサウスパドレ、通称SPI。
初日はメインの目的であるウインドサーフィン。
このフラット、何処まで行っても永遠に足が付きます。
水もクリスタルクリア。
翌朝、福さんと最初の狙いであるレッドフィッシュ、シートラウトをフラットでのウェーディングで狙う。
ウェーディング可能な場所は無数にあるが、選んだのはホテルから車で30秒のラグーン。
福さんは修理中の8番ロッドが間に合わず6番、当方は7番ロッド。
ここではどんなフライが良いのか全く分からないので、いろいろと試していると定番のクラウザーに来ました。
しばらくすると、福さんにもシートラウト。
で、明るくなってから気づいたんですが、このシートラウト、周りにうじゃうじゃ居ます。
鳥が低空飛行で水面近くを飛ぶと、それに反応してシートラウトが逃げまくるので水面がバシャバシャと次々に割れます。
福さんは何匹かバラしつつも、この後もう1匹シートラウトを釣り上げる。
自分はと言うと、シートラウトをバラシた後、こんな小物ばかり。
これは何匹でも釣れます。
が、
こんな小物がかかって、水面近くで暴れる小魚ちゃんをするするっと寄せて来ると、暴れる小魚に反応して、なんだか大きな魚が横から素早い動きでやってきて
パクッと!
7番ロッドに大きなテンションがかかり、これはただ事じゃない、逃してなるものか、と小魚越しにフッキングしようと更にロッドにテンションを掛けると、タイミングが悪かったのか、魚が物凄い力でラインを引っ張り痛恨のラインブレーク。
12ポンドのティペットがリーダーとの結合部で見事に切れました(泣)
何の魚だったのか不明ですが、超特大シートラウトかレッドフィッシュ、もしくはスヌークだったのかもしれません。
その後、周りでバチャバチャとシートラウトがライズするものの、手持ちのフライには反応せず。
⇒帰宅後の調査で、時にポッパーが有効な事が判明。次回の課題に。
で、10:30に撤収して一日目の釣りは終了。
2日目の朝は南端のパークへ。
最初はフラットでウェーディング。昨日同様、魚影は濃いものの反応がないので本日のメインであるJettyへ移動。
福さんは10番、当方は9番ロッドにクリアラインのインターミディエイトライン。
何が釣れるか想像付かないので、まずは定番の白/チャートのクラウザーミノーを投げてると早速シートラウトが釣れる。
何故だか引きはフラットのシートラウトよりも強い。
引き続きクラウザーを投げていると、突然の強烈な当たりと共に、ラインがドンドン引き出されていきます。瞬間、ボーンフィッシュの引きを思い出すが、今回は9番ロッド。
引きはカンクンサイズのボーンよりも強い!?
ドラグを強めて9番ロッドで強引に引き寄せるとコレでした。
Mackerel。
これは楽しい♪
引き続き投げてると反応アリアリ。
16ポンドラインだと簡単にラインブレークするので、20ポンドのフロロティペットに交換。
更に一匹釣り上げると、針を外している間に20ポンドラインもブレーク。
なので念のために持ってきていたターポン用のリグをセット。
と、思って投げたフライをリトリーブすると、大きな当たりと共に以前よりも大きな引きでラインがドンドン出て行きます。今度は40lbリーダーなので安心。
バッキングがある程度出て動きが止まった瞬間、すかさずリールを巻く。
また走る。
また巻く。
巻いて、出してを何度か繰り返して釣り上げたのは、一回り大き目のMackerel。
青物、サイズの割りには物凄く走ります。
調べてみると、この辺りにはKing Mackerelと呼ばれる大物のサバもいるらしい。
今回釣ったのはその子供?
まだまだ釣りたかったが、10:30で時間切れで2日目は終了。
3日目。
フラットに戻るか、それともJettyでMackerelを狙うか迷ったが、再びMackerelの走りを味わうためにJettyへ。
朝、まず驚いたのはイルカ。
大きなうねりに乗ってサーフィンしてました。
また、後ろを振り返って防波堤内側のラグーンの入り口にもイルカがいっぱい。
ここに来れば、もうドルフィンツアーに行く必要はありません。
なんだか美しい風景に見とれていると、防波堤内側の目の前にナブラが!
イルカから逃げ回っている!?
フライを投げ込んで何度かリトリーブすると、釣れたのはボラでした。
その他にも超子供GT(?)
シートラウト
???
といろいろ釣れます。
と、何気に振り返って湾側を見てみると、何やら大きなものがローリングしてます。
が、今度は背びれがイルカとは明らかに違う。
そして見覚えのあるこの姿は5ヶ月ほど前にカンクンでみたアレよりも2周り以上大きい。
大人ターポンだ!!ラインを急いで回収して反対側に移動するも、時すでに遅く、ターポンを見失う・・・
SPIは噂どおりの密かなターポンスポットというのは間違いないようです。
ちょうど先月の中旬にキャッチされた巨大ターポンの動画もYoutubeにて発見。
福さんもサバとシートラウトを何匹か仕留め、満足してSPIでの釣りを終了。
で、今回滞在したのは昨年同様にLa QuintaのGulf Viewルーム。
日中はファミリーでラグーンのウインドサーフィンポイントへ。
ダラスとは違ってとても暖かい。
福さんも初日からウインドである程度走れるように。
息子も久々のウインド。
その横で再びフライフィッシング。
帰りはSan Marcosの巨大アウトレットで買い物。
SPI、ウインドだけではなく、釣りの聖地でもありました。
こんなカンクン並みのビーチリゾートホテルも発見したので、次はここに滞在予定。
SPI、間違いなくお勧めです。
下手をするとカンクン以上の漁場にも成り得ますよ。