2013/01/18

コロラドで温泉とアイスフィッシング

昨年の冬はコロラドのパゴサスプリングスというところで温泉とアイスフィッシングを楽しみました。


パゴサスプリングスは、主にウィンタースポーツと温泉で知られる観光地なのですが、実はアイスフィッシングも手ごろに楽しめる場所でもあるのです。
スキー場まで1時間、温泉までは5分、釣り場まで15分ですね。

釣り場となるEcho Lakeは12月頃には氷が張ります。
今シーズンは気温が下がるのが遅かったので、氷が張っているかどうか心配だったのですが、何とか間に合ってくれました。


人が歩くのに必要な氷の厚さは8cm~10cm(大人一人)です。
ここで注意しなくてはいけないのが、この暑さは氷の厚さで、凍った雪の厚さは含まないということです。
場所に着いたら他に釣り人がいた痕跡を探しましょう。それで安全な場所が大体把握できます。
もし誰も入った形跡がなければ、手前から穴を開けていって氷の厚さを確認しながら進みます。
氷が張ってすぐは、場所によって1、2mしか離れていなくても、厚さが10cmから一気に5cm以下に変化するところもあるので十分注意してください。
そのほかにも注意することはいくつかあります。事前に情報収集してから行きましょう。


Echo Lakeには天然と養殖のトラウトがわんさかいます。
ヒレがピンと綺麗に伸びていて、鼻先が変に丸くなっていないものが天然です。

今回は三日間の釣行で40~50匹のニジマスを釣り上げました。
仕掛けはいたってシンプルで、二本針で下の針の15cm上に大き目のガン玉をつけるだけです。餌はPower BaitかGulpの練り餌、ビン詰めのサーモンエッグを使いました。
ルアーで狙うなら、小さいアイスフィッシング用のジグがいいです。

湖の中心部付近の深い場所からスタートして、岸に向かって20mほど移動しながら魚がいるポイントを探します。30分釣っても反応がない場合は場所を移動しましょう。
釣れる場所を見つけても、魚の反応がなくなれば同じように移動しますが、この場合は岸に向かって移動するのではなく、同じ深さの場所を選んで岸と平行に移動します。

釣り方ですが、まず仕掛けをそこまでゆっくり落としてから、50cmほど巻き上げ、竿たてにセットします。時々仕掛けを上下に動かして誘いを入れるといいです。
5分しても反応がなければ、1mほど巻き上げて釣る棚を変えます。これを繰り返しながら、釣れる層を探します。基本は底を釣るのですが、氷下2mぐらいの表層で釣れる場合もあります。
今回は底から1.5mぐらいがベストでした。


帰り道は、ナバホダムのサンワンリバーに寄って帰りましょう。パゴサから一時間半で着きます。

秋ごろに30cm前後のトラウトを放流したらしく、以前のように50cmオーバーしか釣れないパターンは難しいようですが、やっぱりここはよく釣れます。
二度サーモン級を掛けたのですが、ラインブレイク・・・。7xだと結び目でどうしても切れるんですよねぇ~。結び方変えたほうがいいかなぁ・・・。


もちろん、家まで持ち帰りましたよ。
小さいBBQセット($20ぐらいで売ってるやつ)でも、高温スモークなら作れます!
やり方はいたって簡単。
  1. トラウトに下味をつける(ネットで調べてください。塩コショウだけでもOK)
  2. BBQセットを準備しすみに火をおこす
  3. Jack Daniel、Cherryなど、お好みのスモークチップをすみの上にばら撒く
  4. トラウトをなるべく火から遠いところに並べる(焼きあみが二段になっている場合は上の段を使う)
  5. BBQセットの蓋を閉じて、空気穴を閉じる(炎が出てない、煙だけの状態がベスト)
  6. 15分から30分したら裏返す
  7. 15分から30分したらBBQセットから出して冷まして完成
簡単でしょ!ぜひやってみてください。

TexomaでStriperを釣ろう

今年の春はStriper を狙って、Texomaで爆釣スポットを探します。
Striperは2月頃から産卵に向け遡上を始め、4月頃から産卵が始まります。 Texomaの場合、遡上する川はRed RiverとWashita Riverです。
普段、ボートからしか狙えない大型のStriperですが、この1月から3月までは遡上に向け力をつける為、小魚の群れを追って岸近くまでやってきます。
しかも、3月から4月は遡上しているStriperを川幅10m~20mのポイントでも狙えるのです。

今回挑戦するのは、
  1. ダム下
  2. アイゼンハワー・ステイトパーク
  3. ジュニパー・ポイント
  4. ウィルズ・フラット
  5. ヒッコリー・パーク
  6. ウィンスター
の6箇所です。

1. ダム下
主に、左から順に①~⑤箇所のポイントがあります。
ポイント①、②は気温が下がる12月頃から水温が上がる3月、4月まで大型の鯉とドラムがサイトで狙えます。もちろん午前中がベスト。
ポイント③と④、⑤は気温が上がる3月から4月、小型のStriperとWhite, Hybridなどが狙えます。足場は砂地なので、ウェーディングして狙いましょう。
ダムに水力発電施設があり、春先にある大雨直後の放水が狙い目です。

2.アイゼンハワー ステイトパーク
主に、左から①~④の4箇所がポイントです。
この場所は回遊してくる群れ待ちです。1時間待っても群れに当たらなければ場所移動しましょう。もちろん朝一番が狙い目です。
基本的に晩秋と初夏に狙いたい場所なのですが、冬や夏でも群れが入ってくることがあります。
足場は岩が多く、地形も複雑です。ウェーディングする際は十分に気をつけてください。
水深50cm~1mが一気に10m以上に変わる場所が多数あるます!

4.ウィルズフラット
通年を通して狙える比較的フラットが多いエリア。ウェーディングするならここがベスト。春先のStriperが浅瀬にやってくる時期は、良型が狙えます。

<番外編> 
1.Grapevine Lake のサンドバス
2月中旬から4月末までがGrapevine Lakeのサンドバスの遡上時期になります。2月末にこの場所に行けば間違いなく釣れます。
駐車場から、川に沿って上流に15分ほど歩いたあたりからがポイントになっていて、そのまま川沿いに移動しながら釣ります。時期によって群れている場所が異なりますが、基本的に群れに当たるまでは場所移動を繰り返します。
タックルは短めのものを用意します。フライで狙うなら短めの4番か5番ロッドで、フライは2インチほどの魚に模したものがいいです。茂みの中を移動することになるので、短めのハンドリングしやすいタックルを選びましょう。
デップリ太った30cm~40cmのサンドバスはすごい引きです。きっと楽しめますよ!
道に迷って帰れなくなる恐れがあるので、日が暮れる前に帰りましょう!

<お勧めタックル>
1.カヤック
最初に買ったのはAEの釣り用カヤック。

便利でいいのですが、海でのオフショアも考えてこっちに変更。
これから、いろいろギアを積み込んでいく予定。アンカーは必須です!
他にも、ハードシェルならNativeAngler10がお勧め。
値段も機能も一番お手ごろです。

基本的に長さのあるカヤックのほうが安定性があり、スピードが出ます。