カナダの岡Pに続きまして、マスターよりミシガンからサーモンのレポートです。
推定20ポンドオーバーのキング(雌)。これが引くわ跳ぶわもうハンパない。1匹目は8番で掛けたんだけど、掛けて即「これ8番じゃ無理や…」バッキングが半分以上出たところで(幸運にも)フックオフ。急いで車に戻り、(これまた幸運にも)持ってきていたターポン用11番に替えて20分の格闘の末、漸く手にした(フライで)初ミシガンサーモンです。
写真を良く見るとわかると思いますが、感じすぎてイクラちゃんを大放出(笑)。
場所は自宅アパートのあるNoviから西に2時間半ドライブしたところにあるMuskegonという川。9月初旬に行った時は、20cmの小鱒しかいなかった川ですが、先々週あたりからミシガン湖からサーモンが昇り始めて今週がピーク。来週はもう死骸の山みたいです。あまりにも短かいシーズンです。でもこの後サーモンを追いかけてスティールヘッドとブラウンがミシガン湖から昇ってきます。エッグが大好物みたいです。
11月にガイド雇って違う川でスティールに挑戦する予定です。乞うご期待!!
川はこんな感じ。かなり川幅があって流速もあるけど障害物は少ないので釣り易い川です。岸から見るとサーモンが行列作ってます。
もう紅葉も始まっていて最高のシチュエーションです。
これは違う日に釣り上げた雄。
設定がマクロになっていたのに気がつかずにピンボケ…。
【釣り方】
基本ニンフかストリーマーですが、エッグフライでのダブルニンフが主流で、地元の人たちは重いシンカーを付けて底を転がすように釣ってます。流石にそれは気が引けたので、俺はヤーンの浮きを付けて底ぎりぎりを流しました。浮きが沈んであわせると(とにかく沈んだら何でもかんでも合わせるのだ!)はじめは「根掛り?」って感じですが、テンションを保っているとラインの先が動き出し、それで初めて「釣れてる…」って感じです。中にはターポン並みに掛かってすぐジャンプするやつもいますが、そのパターンはほとんどラインブレーク。
魚の目の前にどれだけ長くデッドで流せるかが勝負です。その為には、流速と水深によって浮きの位置とシンカーを小まめに調整することが重要です。
【タックル】
8番~11番シングルハンドかスイッチロッドにディスクドラックリール、フローティングラインにリーダーとティペットは1X~0X 。フライはストーンフライやエッグフライ。暗い間はストリーマーでもいいかも。実際オカッパリであの流速で釣り上げるには最低10番ロッドは欲しいと感じました。
準備したフライ。結局釣れたのはエッグだけですけど。
ステイールはサイトでニンフで狙ってみたいと思っています。