2010/08/05

Isla Blanca Flat Fishing Tour (Cancun 2010)

Isla Blanca Flat fishing tour から帰ってきました。
遅くなりましたが、Blogアップします。 


1日目

それは月明かりの海面が美しい、静かな夜から始まるのです。。。




良い子のみんながZzz…の頃、釣狂会のメンバーはこっそりと寝床を後にしてホテルのロビーに集合。(5:30am)

そうです、ドキが胸々して、全然眠れないのですっ!

マヤ人が待つバンに乗り込んで、いざっ出発~っ!
50分程度のドライブでようやく港に到着。
用足しをし、早速乗り込む面々。



三日間の初日、本日は「Alan兄貴&OkaP~組み」と「金さん&竹組み」の二艇。

こちらIsla Blancaでは、カブトガニも食べる様子?




輝かしい朝日に向かって竹は祈りました。
「神様っ! どうか私にターポンが釣れます様に。。。 そして、どうか金さんに腹痛が起きません様に。。。」


竹&金太郎艇

「金さん&竹艇」のフィッシング・ガイドは、今年、娘が産まれたばかりの、この道10年の「パンチョ・エドウィン」30歳。

座右の銘は「三度の飯よりパーミット」



ポイントまで50分弱のドライブ?(ボートですけど)

最初のポイントで始めて見ました!

そうです、あのターポン軍団です!!

もはや手のひらサイズのタ○ポン何て比じゃありませんっ!?
「こっ、こんなの入らないっ・・♡」そんなセリフが頭をよぎる・・・ 訳もなく 

早速、戦闘開始!!

パンチョ:「金ちゃん! 11時だっ!!」 

竹:「へっ? まだ8時ですけど・・??」 

的確にポイントを攻め続ける金さんに、ヒット!
もの凄い引きっ!!合わせもバッチリ。

しかし、次の瞬間・・・

「バチーンッ!」という雷に似た音が響き渡る。

竹:「えっ?ラインブレイク??」いや、金さんはちゃんと引張りっこしている。(?)  




でも何か変だぞ?、何かがおかしい??

「はいっ!ココで間違い探しです。 この写真は何処がおかしいでしょうか?」
Thinking Time~!! 

アーーーーっ! 金さんの竿が短くなって、しかもリールが無い? はへっ?

金:「Sage・・、9番・・、折れた・・・」(日本語カタコト)



ありえね~っ!!

そしてそのショックの中、奮闘もあえなくターポンはバレてしまう。

金:「最終日の午後ならともかく、初日のしかも一匹目で折ってしまうとは・・・(涙)」

落胆した3人の耳には、あの「バチーンッ!」という凄まじい音が、いつまでも鳴り響いていました。


選手交代で竹っ登場!!

パンチョ:「竹ちゃん、9時だっ!!」

竹:「時間、戻ってるし・・(小声で)」

金:「説明しよう! 9時とは、船の先頭を12時とした際の方角を意味するのである!
つまり、9時であれば真左という意味なのだー!!」

しかし、投げても投げても、思い通りの所には行きません。
また、焦れば焦るほど、海綿体は叩くし?、マングローブに引っ掛けるし・・・

パンチョ:「もー、頼むぜ竹ちゃんっ!! しっかり投げてくれよ~!!!」

竹:「パンチョー! 俺こんな狭い、まんグローブになんか上手く入れられないよ~」 (なぜか俺が言うと、違う事に聞こえる・・)


数え切れない程の失敗を続け、ターポン軍団を警戒させるだけ警戒させ、あえなく竹沈。
竹は痛切に感じました。フライフィッシングとは、まずきちんと投げられて、初めて土俵に上がれるのだ・・と。

この後、金さんの身長ぐらいある魚(180cm越)に出くわしました。
始め、パンチョが「サメだよ」と言っていたのですが・・

パンチョ:「竹ちゃんっ! 投げろっ!! もう何時でも良いから、ヤツに向かって投げろっ!! モンスター・ターポンだっ!!」と雄叫び。

テンパッている竹は、「*-Pぐっ&×*&m」?*O(ぬ*#U*・・」で、全然仕留められず。

パンチョ:「No---!! 竹ちゃん、竹ちゃん、も~竹ちゃん、何をやってんだよ~本当にチンガトマーレ(スペイン語?)」


ポイントを何箇所か変更後・・・

金さんのテクニックにおびき出されたターポンが、またまたヒット!

ガイドに習ったやり方をすぐに取り入れ、慎重にファイト。(この人は即、体得できてしまう所が凄い)
飛ぶは、跳ねるは・・・も~、ターポンも竹ポンも大騒ぎ!!
しかし、金さんは冷静に竿をさばき・・・ついに待望のターポンをGet!!


猛烈に感動ですっ!!竹は「スゲー、スゲ~、ウォーっ、スゲー」というセリフしか言えず。(語彙力の無さ・・)

この時の金さんは、いつもの優しい金さんの眼ではなく、ハンターの眼でした。

あの人の眼が二重、いやっ三重になったのを見たのは、コレが始めてです。

更にポイントを変える事、数箇所・・・金さんを追いかける様に、竹も急速に偏差値を上げていき、ついにターポンをヒットさせます!!


その強い引きに、ラインが人差し指に食い込み、その痛みから竹は思わず「イャアーーーャん! ♡」と女の子みたいな声を出してしまいました。




手の届く距離まで寄せたのですが、結果は、まんグローブ(しつこい?)の中に逃げられてしまいました。しかし、ピンポイントで上手く落とし、タイミングを取りながら「Strip Strip Strip・・・」、その間や、感覚をつかむ上で非常に勉強になったファイトでした。

更に場所を変えて・・・ターポンを発見。
この時、既に竹の眼はガイドより先にターポンを見つけられるまでに進化。

慎重なキャストで獲物の手前にフライをステイ。

その気になったターポンが段々と近づいてきた所、横から一気に・・・

バラクーダが「バクッ」
ラインが「ギューン」
竹が「えっ?」
金さんが「バラっ!?」
パンチョが「*(R))(#E_)_^&*@#+!!チンガトマーレ(スペイン語)」
狙っていたターポンは逃げてしまい、結局「バラ子」があがりました。



コレでも引きは結構なもので、充分楽しむ事はできました。

金さんは、その後もほとんどの時間を竹を船の先端に立たせてくれ、パンチョと共に竹の指導にあたってくれました。本当は自分だってもっと釣りたかっただろうに・・、そんなそぶりを一切見せずに、気持ち良く竹に譲ってくれた金さんに、只々感謝の念でいっぱいです。

ちょっと早いですが、今回の旅の企画や手配、調整、そしてその準備や指導に至るまで、本当にありがとうございます。



金さんの人徳で人が集まり、皆が素敵な時間を持てているのですよ。
本当に最高の親友です。

2日目こそ、ターポンを仕留めてやるぞーっ!!そう固く心に誓いながら、竿収。
この日、神様は「金さんにターポン1匹、竹にバラクーダ1匹」を授けてくれました。腹痛を授けてくれるのは・・・、もう少し後になるのでした。



 
Alan&OkaP艇

竹・金組みと時を同じくしAlan&OkaPチームも出艇です。
 



出発前のドキドキムネムネな瞬間・・・。連日雨の予報だったのですが、きれいな朝日!!やはり日ごろの行いが良いからか、天気はずっと良かったですね~。





向かって左から、アメリカンな方々のお舟、真ん中が金&竹号、奥がAlanOkaP号。うん、一番奥が一番連れそうじゃないすか!!ボーンフィッシュ号で出発!!相変わらずドキドキムネムネな中、たどり着いたのはジャングルの奥!?とてもバックキャストにスペースが割けるような状態では無い中釣行開始です。まずはAlan総長のご好意により、OkaPが勝負を仕掛けます。腰の痛みを緩和させるために常に腰をくねくねさせねばなりません。このくねっ腰でターポンも誘惑です!!!!と張り切ったものの全くお話になりません。投げられない、投げても思ったところに着水しないと大変な事に。何匹かターポンを見ましたが、かすりもせず・・・。総長へバトンタッチ。総長の第一投のポイントはこの日もっともジャングラーなポイント。右を見ても左を見ても蚊蚊蚊・・・。総長の背中が蚊で黒くなるぐらいでした。つーか、そんな所でキャストは難しい~~~!そうこうしている内にジャングルから出てオープンスペースでの釣りへ。




Alan総長の雄姿です。オープンスペースではボーンとパーミットを狙いましたがこれもまた難しい!お魚さんはじっとまってはくれません。魚は見えないし、キャストはムツカシイしで、かなり厳しい中での釣りとなりました。




そんな中、何度かパーミットちゃんと出会いました。背びれちゃんが見えますか?このパーミットは3,4匹のスクールになっており、なんと舟から5Mぐらいのところまで近寄ってきたのです!!バウにはAlan総長。ガイドからはBIG CHANCE!!の声。Alan総長のクリティカルキャストでベストなポジションにフライが打ち込まれました。小さいリトリーブのあと、HI~~~~~T!!思わずガイドもGOOD JOB!を連呼していましたが、何かがおかしい・・・。

総長 「魚にはちがいないが・・・、何だこれは?」

OkaP 「いや、パーミットでしょう。ガイドもグッジョブだと言ってましたよ」

総長 「パーミットって、こんなに細身だったっけ?」

OkaP 「たまにはパーミットもダイエットしますよ。」

総長 「いや、ダイエットにも程がある。細すぎだ。」

OkaP 「では目視確認します。」

総長 「こ、こ、これは、どこかで見た事が・・・・。ま、まさか!!」

OkaP 「総長!そのまさかですよ!!」じゃーん





バラクーダ!!!!実はガイドからフォローのフライを入れろと言われ、総長のバラクダッっている雄姿を写真に収めていません。すんません総長!気合入れ直します。この後、ターポン狙いに戻ったり、再度オープンフラットに出たりして頑張りました。再度のエリアでは広大なオープンフラットでウェーディング。ここで、15匹~20匹ぐらいのパーミットのスクールを発見!位置的にOkaPが近かった為、抜き足差し足で忍者服部くんよろしく近寄りました。1回目のキャストでベストポジションへ・・・。く、食わない・・・。再度キャスト!またもやグッドポジション!ピクピクアクションで誘いますがパーミット子ちゃんは見向きもしません・・・。3度目のキャスト!スクールのど真ん中へ・・・。散っちゃいました・・・。厳しい~~~!!!この散ったスクールとは別にAlan総長もスクールを発見。ウェーディング&ボートから狙いましたが、こちらもまた駄目でした。結局この日はこれでタイムアップ。総長のDynaKing一匹で納竿となりました。厳しかったですが、とても勉強になりました。2日目の釣りに期待しながら、帰路に着いた総長とOkaPでした。




お話になったガイドのセニョールです・・・・・。あれっ、お世話になったのに名前が・・・。セニョール・アミーゴ有難う!総長ありがとうございやした。次回またチャンスがあればぜひ!企画&実行役員の金さん、本当にありがとう!こんな釣りもう二度とないかもと思いながら堪能しました。愛媛でフラットなところ開拓しましょう。金さんの里帰り時には遊びに行きます。釣狂会の皆さん、ありがとうございました。今後はアマゾンも企画すっべ!!

2日目

今日は、YAS&金太郎、Alan&アミーゴKが出艇です。

YAS&金太郎艇

ガイドはちょっと有名なエンリケ。
 



ガイドのエンリケは、ポーリングしながらキャスティングがし易いようにボートを操作します。



 
YASさん撮影の1枚。シュートの瞬間です。ロングキャストで狙う場面もありましたが、平均50ft(約15m)程度の近距離で狙えるようにエンリケが頑張ってくれました。
 



本日の一発目。YASさん、すばらしいシャッターチャンスの瞬間を逃さずカメラに収めてくれました。しかし、前日の一発目にROD(SAGE Xi2 9wt)を折ってしまったので、8wt(SAGE Xi3)では怖くてRODを立てれず。最後には25lbのクラス部でラインブレーク。残念。 



ターポンを求めてジャングルツアー開始。スリル満点です。  
 

こちらYASさんのタックル。SAGE RPL 9wt + Lamson Litespeed 3.5 の組み合わせです。 





YASさんにもヒット。その直後、YASさんデッキから転落!?
『ドガッ』その音にビックリしながら撮った1枚です。すみません。魚の2/3程度しか写っていません。この日のYASさん、ランディングに苦労していました。今回僕達にとっては初めてのターポンフィッシングだったのですが、Baby Tarponとはいえ、その引き、ジャンプは想像以上のものがありました。



選手交代で金太郎再登場です。最初のチャンスは6匹程度のスクール。強風の中、Flyのコントロールがままならず、スクールのど真ん中にキャスト。一瞬にしてスクープ。皆で苦笑い。数分後、すぐに別のスクール発見。今回は慎重にキャスト。




やりました。慎重に8wtロッドでのやり取り。ランディングも成功し記念撮影。 






このターポンでおおよそ20LBクラスです。1日目に見たターポンは、ガイドが言うには80LBオーバー。相当デカイですね。ランディングには、11wt以上のRODが必要でしょうか?




ポートに帰って記念撮影。Alanさんと金太郎は本日で終了です。


Alan,アミーゴK艇
こちらはAlan、アミーゴK組です。ガイドはパンチョ。
午前中のマングローブ内でのターポンフィッシングは、かなりハードだったようです。




こちらは、Bonefish, Permit 狙いのFlat。
 



 
Alan,やりました。Bonefish ランディング成功。

 
記念撮影してリリースです。


3日目

YAS,アミーゴK艇
爽やかな朝。








まずはマングローブの中へ行くが、魚影は少ない。



何度かチャンスはあったが、フッキングに至らず。

そしてオープンウォーターのエリアに移動。

ターポンのスクールを発見するも、スプークされたり、フッキングが甘くてバレたりでYAS/川、いずれも釣り上げるまでには至らず(泣)

その後、エンリケがおもむろにチャンネルの中でトローリングを開始。

そんな簡単に来るかな~

と思ってたら、しょっぱなからこのファイト。



川さん、この一発でテンション一気にアップ。





あまりに爆釣するので、思わず当方YASも何匹かルアーでバラクーダを楽しみ、再びマングローブ脇のベイビーターポンエリアへ移動。
雰囲気の良さそうなエリアで、出番の少なかった川さんにスイッチすると、いきなりスクールを発見。
スイムベイトを絶妙なポイントへ落としスピニングで泳がすと、中の一匹がすんなりパクっとバイト、すかさず強烈な合わせを入れ完全にフッキングした後のこの、このファイト!




再び川さん大満足。




いいサイズのベイビーターポンですが、本人的には先のバラクーダのファイトの方が大いに楽しめたらしい。
その後、当方YASにも何度かチャンスがあったものの、バラシてばかりで釣り上げるまでに至らず、ベイビーターポンの強烈なバイトによる火傷を右手に残しつつストップフィッシング。

来年のツアーへ課題を残して今年のSaltwater Flat Fishingは終了。


OkaP&竹艇

中一日空けての登板、本日は釣行最終日で、我々には二日目。
この日は、「YAS兄&アミーゴK」艇と「OkaP~&竹」艇。
昨日もOkaP~一家とは終日一緒だった為、息もバッチリです。

二人して「今日はイケルっ!今日は釣れるっ!!」を、まるで呪文の様に唱えながら、竹は「デビル」に、OkaP~は「月光仮面」に変身するのでした。

ちなみにガイドは、竹にとって相性バッチリのパンチョ!

リベンジだねっ!パンチョ!!

ポイントまでの道中(海中?)、動かないフラミンゴや、溺れているカメを見ましたが「大丈夫、そう、きっと大丈夫。 俺たちは絶対に釣れる!!」

前回と同じポイントに到着。やはりワンサカ居ます・・ターポン軍団が!

まずはOkaP~がマングローブ脇に一投。

OkaP~:「あー、しまった。 枝に引っかかった・・・」

パンチョ:「OkaP~、OkaP~、もっと左だよー!!」

その瞬間、竿とラインが「ギュイーーーン」

OkaP~:「掛かった!」

竹:「あへっ?、ちょっと待って嘘でしょ?第一投目だよ?しかもミスキャストでしょ?マジで??」

OkaP~:「いやホンマニ、ホンマニ・・」


そこから、竹は冷静に時間を計りました。

月光仮面OkaP~は、何と5分半以上のファイトを楽しんでいたのです!

OkaP~の慎重でやさしく、且つネチッコク攻めて、攻めて、攻め続け、相手を完全に疲労困憊させる戦略・・・、何だかこの方の恋愛手法を垣間見た気分でした。(御免OkaP~♪)




そして釣り上げたのがこのターポン子ちゃん。
いや~、嬉しかったですね!!
本人も嬉しさのあまり、月光仮面のマスクを取る事をすっかり忘れての撮影。




完全にイッちゃってますね(笑)
格闘技ではありませんが、美しいぐらい「一撃」と言った釣りでした。
さーて、いよいよ竹、いやっ「デビル竹ちん」の登場です。

竹:「さ~、瞬きは引っ込んでな! 俺のデビルビームで、絶対に釣り上げてやる!」

しかし、投げれど投げれど、なかなかターポンが興味を示してくれません。
ちょっと変なビーム、出し過ぎたかも??(汁まで・・)

威嚇するだけ威嚇して、その場は退散。
またしても、竹ちん撃沈。。。
失敗するたびにパンチョから「チンガトマーレ(チンが止まれ)?」と騒がれました。


※ここでカルロス竹のスペイン語、ワンポイント講座~♪(えっ?何で??)

パンチョが発していた言葉は、正確には「Chinga tu madre」。

英語で言うと「ファック・ヨア・マザー」の意味です。
発音としては「チンガ、トゥ、マードゥレー」。
その場の状況に対して、自分に発する「オー・シット」の意味になります。
ちなみに、その短縮バージョンで「Chin(チンッ!)クソーッ!」でも同様の意。

話を戻そう・・・

そこから、場所を変え、フライを変え、更に場所を変え・・・浅瀬では、船を揺らして進めるのに、相当な時間をロスしました。途中、スヌークに狙いを切り替えてはみるものの、なかなか思うようにいきません。ガイドのパンチョにも焦りが生じ、彼も竿を振る始末。

しかし、そんな焦りの中、この後パンチョの献身的な指導が実を結ぶのです。
場所を変えて進む中で、釣りキチ三平の「滝太郎」か「夜鳴き谷の怪物」にも会いました。
そうです、前回と同じ位のモンスター・ターポンです。野生のワニも元気に泳いでいました。

更に場所を変えて、我らは大海原に出て行くのです。 


前回の$チップが効いていたのか、パンチョの手配してくれたサンドイッチには具材が増えていました。

OkaP~:「竹ちんは、こういうサンドを毎日仕事で食べてるの?」

竹:「うん、そうだよ。おケツからハラペーニョが出てくるまでね~」

OkaP~:「ふ~ん、大変だね~」

竹:「うっ、うん・・」

そんな、ほのぼのした会話の中、ランチも終了。しかし、果たしてこんな大海原でターポン何て見つけられるのかよ??マングローブなんて全く無い所だし・・!?


パンチョ:「竹ちゃん、10時だ! 距離は相当あるケド、行けるなっ!!」

さすがガイド !

竹:「見えるよっ、パンチョ、あのスクールだろ!」

その瞬間、Isla Blancaの天空、光の中から「あの人」が降臨してきました。
そして、その人は俺に乗り移ったのです。
そうです、何と俺の中にジーザスMasterが降りてきてくれたのです。
そこから竹の「振り」が変わりました。理想的な竿のしなりと共に、究極のループを作り、一直線上にターゲットに向かってラインが飛んでいきます。(OkaP~談)

パンチョ:「Strip… Strip, Strip, Strip…」 パンチョとの呼吸も完璧。

ターポンが追う、ターポンが追う、追う・・・、飛び込んで来て、「バクッ!!」(OkaP~談)

OkaP~:「スゲーっ、スゲー、凄過ぎるー!!」(ココも同じく語彙力の無さ・・)

金さんに助けてもらい、準備したシステムを信じ、思い切りフッキング。

完璧に決まった!!もの凄い引きと、ジャンプの応酬。




ボートに近づいては、また離れていく・・

「パンチョっ!頼むっ!! 早く引き上げてくれ~!!」

気持ちの中では、バレてしまわないかが心配で仕方が無い。

まさに究極の緊張です!専属カメラマン?OkaP~まで、レンズキャップを取るのを忘れて撮影し続ける興奮ぶり!そして数分後、待望の・・そう、本当に待望のターポンをGet!!




もう、穴という穴から、出ちゃいけないモノが全部出ちゃいました・・・(汚) 恥ずかしい話し、船上は本当に「糞マミレ」。(ターポンの糞ですヨ、一応・・)パンチョとのタッグもバッチリでした。 


もう、最高の瞬間です。もちろんパンチョも大喜び!!何と、この時のフライは、以前Masterに頂いた「ギルパターン」だったのです。
今までの皆からの助けや行為、指導が、全てこの瞬間に繋がっているのだと感じられました。

・・・サイトフィッシングに、完全に魅せられた!!

この後OkaP~と、パンチョと相談し、狙いをボーン&パーミットに切り換え、場所を移動。難しい曇り空の中、ボーンの濁りをパンチョが発見。そこをOkaP~が狙います。
その数投後、OkaP~にボーンがヒット!!
本日のOkaP~は、もう「タダのOkaP~」ではありません。
百発百中、まさに「次元OkaP~」でした。

【走るボーンと「イッチャッてる」次元OkaP~の図】

出しては巻いて、出しては巻いて・・・、イキまくり??(この人は「ジラシ」の鬼ですな)そして、しっかりと釣り上げました。


凄いぞ、OkaP~!グランドスラムまで、後はパーミットだ!!
残り時間を考え、ココはパーミットへ切り換える事として、ポイントを変更。
OkaP~の配慮で相当な時間、竹は船の先端に立たせてもらいました。
グランドスラムよりも、「友」と「撮影」を優先するOkaP~。


この人も金さん同様、俺なんかよりも全然「男の器」がデカイ。
残念ながら、この後パーミットには出会う事はできませんでしたが、爽快な気分でボートランプに戻ってきました。

今回のチーム、左から「ブラジル人&メキシコ人&変人」



非常にしっくりくる、組み合わせでした。これも、人の気持ちが分かるOkaP~だからこそですね。

「OkaP~どの!本当にありがとうございます☆
ブラジルに帰化しても?、僕たちの事を忘れないで下さい!僕たちは忘れてしまうかも知れないケドね…(嘘)」

最高の時間を共に共有できる、真の友が居るからこそ、それが最高の時間となるのですね。同じ仲間で、またいつ行けるかは分かりませんが・・、素晴らしい思い出を一緒に作る事ができました。


「米国駐在による出会い」そして「掛け替えの無い仲間たちとの時間」に感謝し、今回の釣行は終わりを迎えるのです。



また戻って来たい・・・、そんな気持ちと共に
 


 
竹殿、いい感じのエンディングですね。

この頃、わたくし金太郎はHOTELでエライ事になっていました。
一晩でトイレに20回は行きましたね、食中毒、おそろしや。
正露丸飲んでも無反応。胃も痛く、飲めず食えずで全くオールインクルーシブプランのメリットなし。おまけに6日目の夜には奥方が39度の熱でダウン。腹痛こらえ、子供たちをプールへ連れ出したりと大変でした。これも良い思い出かな。お陰で4kg痩せました。
 
下痢ピー話はこの辺で... ちょっと旅の写真を。
 
Alanファミリー、竹ファミリー、金太郎ファミリーでマヤ文明で有名な遺跡に行ってきました。 まずセノーテ(cenote はユカタン半島の低平な石灰岩地帯に見られる陥没穴に地下水が溜まった天然の井戸、泉のこと。wikiより) で水浴びをし、昼食を済ませ遺跡へ。



セノーテにダイブするおじさん
 


マヤをかけるおじさん達@Chichén Itzá
[竹ちゃん、左足と左手が同時に前に出てますよ~]

チチェン・イッツァ、一見の価値ありです。



ホテルのビーチです。




あまりにも綺麗だったので、おじさん達、つい何時ものポーズで決めちゃいました。

こちらは、竹Family,Oka Familyが行ったXcaret です。




Cancunのアクティビティーの中でも人気のスポットです。

こちらは、YASさんFamilyが行ったXPLOR です。





こちらも、人気のスポットです。

ジャングルツアーです。
ボートを操縦してマングローブを進み、カリブ海に出ます。




カリブ海では、シュノーケリングを楽しみました。

 今回わたくし金太郎にとっては最後の旅行でした。この旅行企画に参加してくれた友人に感謝しています。また、今回参加出来なかった大将、事前準備、アドバイスありがとうございました。昨年のBone Fishing 同様、大将からのアドバイス無しでは釣り上げる事は出来なかったと思います。本当にありがとうございました。
 Dallas駐在も気付いたら約8年。この間色々な事があり、色々な思い出が出来ましたが、やはり釣りを通じて知り合えた友人達との思い出は一生の宝です。わたくしは帰任し日本へ帰りますが、これからもDallas Fanatic Flyfishermen's Associationを盛り上げてください。

 最後になりましたが、今回のツアーは下記ツアーガイド、Fishing ガイドの方々に大変お世話になりました。 本当にありがとうございました。 下記ガイドは私達 Dallas Fanatic Flyfishermen's Association が自信を持ってお勧めいたします。

1. RUTO TOURS  (小林様)
http://www.rutotours.com/
メキシコ観光省認定の日本人が経営するメキシコの会社
丁寧なガイドサービスで、お値段も◎です。


2. Aquarius Travel Sport Fishing Rep's
 (Owner/Operator Mr.Carlos E. Vega)
  http://www.cozumelflatsfishing.com/
http://www.aquariusflatsfishing.com/


Cancun,CozumelでのTarpon,Bonefish,Permit Fishingはこのガイド会社で。
     
 
 
金太郎。
 

3 件のコメント:

さんのコメント...

今回は、ド偉い大作ですな!
相当遅れてのアップとなってしまいましたが、きちんと形に残せて良かったです。

一番の功労者である金さんは、今頃ご家族と共に本帰国の飛行機の中ですね。

釣狂会のメンバーは何処に居ても仲間です。
皆で近況報告の意味でも、ブログを続けましょうネ!

Keep in touch(^O^)♪


YAS さんのコメント...

金さん、

昨夜は逆にお世話になってしまいましたね(汗)

無事に日本到着しましたか?

ちょっと心にポッカリ穴が開いた気がするのは気のせいでしょうか・・・

残ったメンバーで頑張って行くしかないな!

Good-bye until we meet again!!

金太郎 さんのコメント...

ども、お久しぶりです。
帰国して、もう一カ月が経ちました。今年の日本は記録的な猛暑で、毎日フラフラになりながら通勤しました。先日、帰任後健診(初の成人病健診)を受診したのですが、なんと、3年前と比較して身長が7mm、体重が4kg増えていました。(体重は帰任直後と比較してね)驚きです。いつまで進化するんだろう!? そのうち、竹どののように羽が生えるかな??

子供たちも学校に慣れてきたようです。ようやく落ち着けそう。当分は東京湾でのシーバスをやろうかと仲間を探していますが、すぐに出来るものではなく、今年は単独釣行かなと考えている今日この頃です。

Dallasでは、本当にお世話になりました。2日前に最後の船便が到着し、金太郎家の家宝が届きました。リビングの一等地に飾っています。それを見ながらDallasを思い出し、家族で毎晩涙しています。

帰国の際はご一報を。東京湾シーバスをアテンドしまっせ。

では、12月にDallasでお会いしましょう。

何時までもみんなの記憶の中に居たい金太郎でした。